「ぺんぺん草」の愛称で親しまれるナズナ。春の七草のひとつで、道ばたや畑のすみ、どこにでも見かける春の常連だ。
ぺんぺん、の音
茎についた小さな実が、三味線のバチ(ハート形の平たい三角)にそっくり。この実を一つひとつ下に少し引き下げてから、茎を指でくるくる回すと、実が揺れて シャラシャラと鳴る。これが「ぺんぺん草」の名の由来であり、昔ながらの草遊びでもある。
冬を、地に伏せて越す
寒い時期は、葉を放射状に地面へ張りつけたロゼットの姿で越冬する。風や寒さを避けて低く構え、春にぐっと茎を伸ばして花をつける。
名前のいわれ
名は「撫でたいほど可愛い菜(撫で菜)」から、という説がある。地味だけれど、よく見ると小さな白い十字の花が愛らしい、春の使者だ。
見つけたら、ひとつ鳴らしてみる。